外岩について
今回は外岩についてザックリ説明していこうと思います。
外岩とは
外岩とは山や川沿いにある天然の岩のことです。
(岩のことをボルダーと呼びます)
命綱なしで登るので、岩の高さはジムの壁と同じか少し高いくらいをイメージしていただくと分かりやすいです。
一つのボルダーには複数のルートがあり、それぞれ難易度が違います。
どんな岩を登るのか
天然の岩なので、現実的に登れる岩と登れない岩があります。
登れる岩を登るわけなのですが、どう判断するのか??
それは本を見ます。
トポといって市販の地域ごとにボルダーとルートを載せているものがあります。
この本は、昔のクライマーたちが開拓したルートを編集して載せているので、「実際に誰かが登った」という前提で売られています。
中身としては、地域ごとに
ボルダー
ルート
グレード(難易度)
初登者名
あとその地域の特徴とか駐車場情報も載っていたりします。
要はこれ1冊あれば、登る準備完了なわけです(笑)
逆にこの本が無ければ何もできないです。
準備
外岩に持って行く持ち物は、基本ジムの時と同じですが、必ず持って行かなければならないものが3つあります。
- トポ
- ボルダリングマット(クラッシュパッド)
- ブラシ
1番目は説明した通りです。
2番目ですが、実際にどのようなものか見てみましょう。
こんな感じです。
けっこう重たいです。しかも値段も張ります。
ですが安全のために必ず持って行きます。
3番ですが、これは岩の清掃のために持って行きます。
チョークで岩が汚れると、自然への配慮的にも、次に登るクライマーからしても、気持ちがよいものではありません。
なるべくですが、大きいものがあるといいです。
ふるまい方
ここが初心者にとって、とっつきづらい部分なのではないでしょうか。
ですが心配無用です。
結局は礼儀がなっていればOKです。
まず登りたいボルダーを決め、その場所に向かいます。
着いたら、もうすでに同じ岩を登っている人がいるかもしれません。
挨拶
自分のマット敷く
(登っている方たちと相談して場所を決めましょう)
登るときに「お借りします」と挨拶
(最初だけでいいです)
トライ後にブラッシング
これだけできれば十分です。
ふるまい方が分からずに、外岩に行くのを諦めている方がたくさんます。
礼儀さえしっかりしていれば恐れることはありません。
次回はもっと詳しく書いていこうと思います。